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動作確認（動画）
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詳細画像
●コンディション：本体＆アーム共にフルレストア済、2年保証品
プレーヤー本体、アーム共に全分解、各パーツ洗浄と点検後、電源部はモーター分解を始めロジックIC、トランジスタなど全て半導体を新品全交換、台座は突板全張替え（アメリカンチェリー天然木）、アームもエラスティックカップリング交換を始め、内外装共に徹底したフルレストアを行い、使用感を感じない非常にきれいな状態に仕上がりました。
電源部はAC100V 50〜60Hz、33/45回転対応、TPN-2000上位互換の弊社オリジナル高音質トランス式強化電源仕様となります。TD320/520系の純正ACアダプターは使用環境によりノイズが出るため、トランス式の強化電源TPN-2000が別売されてました。
本電源は純正ACアダプターやTPN2000と互換があり、そのまま差し替えて使用出来ますが、音質的に有利でも非常にコストが掛かるトランス式を贅沢に採用し、純正アダプター比で4倍、TPN2000比で1.5倍の容量を持ち、消費電力150mAのTD320系には充分過ぎる電源です。
電源部の余裕は顕著に表れ、極めて低いノイズレベルと、音数が多く極めて見通しの良い透明感のある中高域、音程が正確で地に足が付いた安定感のある低域、立ち上がりと立下りが早く、前に来るエネルギー感が特徴です。
【電源スペック比較】
純正ACアダプター：250mA、容量4.5VA
TPN2000：0.7A、容量12VA
本品：1.0A、容量18VA
また、電源基盤は平滑回路のブリッジダイオードを強化電源に合わせて1.5Ａ以上に容量アップし、ロジックICとトランジスタ、スイッチングダイオードなど全ての半導体と、電解コンデンサを新品交換して、半田も全て補正したため、安心の2年保証となりました。レストアで安定度が高まり、強化電源によるレギュレーションの良さが引き立つ音に仕上がっております。
トーンアームはSME3009S��Improvedで、本機は元々TP16MK�犬�搭載されていた関係で、
ESOS機構（アームリフター機能）はセンサー形状が異なるため実装しておりません。
よってTD321同機能・音質・音色となります。
なお、アームボードは2枚付属（内1枚はボディ同色ブランクボード）しますので、将来的なアーム変更時にお使い下さい。
●レストア内容
【本体】
全分解・洗浄・各パーツ点検
電源部：基盤の以下消耗パーツは全て新品交換、半田補正、供給電圧調整済みです。
ロジックIC×3、トランジスタ×9、ダイオード×9、コンデンサ×6、半固定抵抗×3、抵抗×1
大容量トランス式AC-ACアダプター交換（新品、1.0A/18VA）
モーター：分解洗浄、ローター固定部洗浄＆注油、クラッチ交換（新品）、プーリー研磨＆傾き角度調整、ベルト走行位置＆テンション調整
サスペンション：分解、ワイヤー点検、水平調整
スピンドル軸受け：内部洗浄、オイル交換
外装：提携工場で突板全張替え（天然木）、インナー＆アウタープラッター特殊研磨
アームボード：新規製作
ドライブベルト：新品交換
総合調整、連続31.5時間稼働テスト
【トーンアーム】
全分解、洗浄、各部点検
ベアリング：Oリングベアリング＆シャフト洗浄、研磨、感度調整（水平）、
ヘッドシェルコネクタ：分解、金属粉洗浄除去、ピン研磨、内部配線全交換、
アースポイント研磨
エラスティックカップリング交換（3個）
アームリフター：分解、劣化グリス除去、洗浄、グリス交換、降下速度調整
フォノケーブル新規製作（日本製、1.5ｍ、スタッド構造、低静電容量、ローノイズ、レコーディング用マイクケーブル）
導通テスト
●セット内容
本体、プラッター、アーム+調整工具、ドライブベルト、プラッターマット、トランス式強化電源（1.0A/18VA、AC-ACアダプター）、純正マニュアル（PDF、本体＆アーム）
●おまけ
オリジナル乾式針先クリーナー1個（粘着式）
スピンドルオイル（6ml）
オリジナルセットアップマニュアル（弊社編集、日本語）
●仕様
駆動方式：ベルトドライブ方式
モーター：16極シンクロナスモーター(即時始動用スリップクラッチ付き)
回転速度：33 1/3、45rpm(電子式速度選択)
速度制御：2位相ジェネレーター(同期制御用)
ターンテーブル：30cm亜鉛合金製、3.1kg
ワウフラッター：0.035%以下(DIN45507)
電源：18V、150mA
消費電力：5W
外形寸法：幅440x高さ170x奥行350mm
重量：11kg
●カタログ抜粋の説明分
プレステージの技術を継承して開発されたプレイヤーシステム。
リファレンスとプレステージに採用された独自の吊り下げ式フローティングサスペンションを採用しています。
この方式はターンテーブルとアーム部、モーターと操作部を独立支持する構造となっており、
モーターからの振動が再生系メカニズムに伝わりにくくなっています。
さらに共振に強い素材を組合せて使用することであらゆる振動による影響を低減しています。
駆動部にはベルトドライブ方式を採用しています。
ターンテーブル部には2重ターンテーブル構造を採用しています。
メインターンテーブルと同心の駆動用サブターンテーブルを一体化した構造となっており、
従来の形状に比べて共振や鳴きに強いだけでなく、ベルトによる駆動効率も高く、
ワウフラッター等の特性においても優れています。
また、ターンテーブルの重量が増えるため慣性質量も大きくなり、フライホイール効果が高いという特長も備えています。
駆動モーターにはシンクロナスモーターを採用しています。
このモーターはタコジェネレータの発振周波数によってモーター速度そのものをコントロールできるため、
従来の速度変換メカニズムが不要となっており、ベルトの動力伝達経路が常に一定に保たれています。
